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決して、誰のことかは言わないけれど・・・

とあるお客様から「クランクケースが分割できないんでやってほしいんですが・・。」と電話。
「何をしているの?」と聞くと、
「シフトシャフトが曲がってしまったので交換しようと思って」だそう。
「ん??そんなんクラッチ外すだけでいいんじゃないのか?」と思いながらも
「外車だからなぁ・・ケース割らないとできないのかな?」と思い
「いいよ、持っておいでん」と返事。
で、持ってきたエンジンを見ると・・・あらまぁ・・・クラッチ側のケースカバーもついたまま・・そんなん分割できるわけないやん。かなり無理に割ろうとした様子もうかがえます。しかも、曲がっているシフトシャフトは、エンジン載せたままでクラッチさえ外せば交換できる造りだったんだねぇ。要するに、ぜんぜん必要ない無駄なことで悩んで、エンジンを壊してしまうところだったということでした。結局、エンジンは、OHしないといけなくなってたのでした。
「なんでまたこんなことを???」と聞くと
「だってできると思ったんだもん」と返事が。
「・・・・・・あのなぁ・・」
まぁこれは、めったにない極端な事例だけれど、わからないことは自分の判断だけではやらないってことが大切だね。ましてや、エンジンやブレーキならなおさらです。

「調子悪いのでキャブをばらして掃除したんだけどな直らない」とか、「長いこと乗ってなかったのをエンジンかけようとしてキャブを掃除したんだけど、かかったけど調子悪い」ってことを言われることがあります。。で、いろいろ聞いてみると、分解してパーツクリーナーで噴いて組んだだけとかいうパターン。「キャブクリーナーを使った?」とか「エアガンで吹いたかん?」と聞いてみると、「コンプレッサーないもん」って返事。そりゃぁキャブを掃除したとは言わんぞ。で、預かってキャブを分解してみると、「そりゃぁこれじゃぁ調子悪いわな」って状態。こんなことは、まぁ・・よくあるとは言わんけど、まれにあります。

「自分でやるな」とは、私は言いません。自分でメンテや修理をすることは良いことだと思いますし。過去に、ここにも何度もそう書いています。でもね、「できるかなぁ??自分で」って思うことは、通常「できない」って思った方がいいでしょう。だって、構造や原因がわからないから「できるかなぁ?」って思うんだからね。それに、良い状態ってのがわからないんですよね。「こうなってれば、これは正常な良い状態なんだ」ってのがわからなければ、悪い状態も判断できないよね。なので「わからないことは自分だけでやらない」ってことが大切だね。プロにやってもらうか、教えてもらいながらやるかだね。いろんなメンテができるようになりたければ、「信頼できるプロに教わる」のが、間違いなく一番だね。メンテ本やネットじゃぁ、それが正しいかどうかもわかんないでしょうからね。
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