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タンデムでツーリングセローを買うと・・・ちょっとちがう。。

ツーリングセローが発売になって2年以上経ちました。が、じつはタンデムではツーリングセローは一台も売ったことが無いんです。ツーリングセローが整備で入庫したことはありますし、お客さまの要望でツーリングセローのパーツ全部外しちゃったことはあります(笑)。まぁ、サイトにトレッキングやオフロードのことばかり書いているんで、欲しいお客様が来にくいんでしょうか?(苦笑)。うちにサイトも、あまり見ないかもね。。
でも、巷ではそこそこ売れていて、見かけることもありますし、去年の朝霧のセローミーティングに行ったときにツーリングセローがいっぱい居てビックリした(笑)。たしかに、セローを長距離のツーリングやキャンプツーリングなどで使いたい方にとっては、かなり良いパッケージですからねぇ。あんなでかいパーツ付けてるわりには、普通に違和感あまりなく乗れますしね。さすがに、純正パーツだってことでしょうか。
ただ、“ツーリングセロー”っていう車種があるわけではなく、販売店でキットパーツを組付けるパッケージモデルだってことが少々問題ありだとは思うんですよねぇ。ハンドルガードなんて、販売店によってめちゃめちゃ付け方がまちまちなんですよねぇ。こんなふざけた付け方をする店なんていっぱいあるし。新車買ってこんなんだったら、めっちゃ怒っちゃうなぁ。まぁ、他のパーツについては、さほど大差ないんでしょうけど。

実際乗ってみると、普通に乗れますね。大きなスクリーンも、普通に乗る分には邪魔にはならないし。でも、荒れた道なんかで近くが見たい時には邪魔だね、そういうことはあまりないだろうけど。でも、ノーマルでもブレーキング時のノーズダイブはそこそこ気になるんだけど、より顕著ですよねぇ・・そりゃぁ前にそこそこの重量がついているんだから当たり前ですね。めっちゃ大きなリヤキャリヤも、座って乗ってる分には邪魔にならない。スタンディングすると前側の取り付け部分が足に当たって鬱陶しいけど、現実的には立って乗ることはほとんどないでしょうしね。たくさんの荷物を安定して積める良いキャリヤだと思うけど、たくさん積むと思いわけで、そんな時はリヤサスのスプリングがもう少し硬い方が良いよねぇ。イニシャルふやしても初期沈みがへるだけで硬くなるわけじゃぁ無いし。ただ、強く効きすぎてるダンパーは、荷物満載時には良いかもしれない。
まぁ、そうは言っても、荷物積んでツーリングにメインで使う方にとっては、お買い得な良いモデルなのは間違いないことです。

で、タンデムでツーリングセローを買うとどうなるのかを書いちゃいましょう。
まず、あたりまえのこととして、いつものようにばっちり納車整備します。これだけでも価値ありでしょう。
ハンドガードはきれいに取り付けますよ(笑)。こんなふうに。
で、やはりサスですよねぇ・・なんとかしたいのは。でも、うちのオフ用の仕様みたいにダンパー特性を変えてしまうと、あまり良い方向にはいかないかな。で、スプリングをなんとかしましょう。で、イニシャルを多めにかけるって手段もあるんですが、これもおすすめはできないかなぁ。で、せっかくうちにはオリジナルのスプリングがあるので、それを組み込んでしましましょう。ダンパー特性は変えずにね。ノーマルより、ほんの少しだけですがバネレートが強いものです。フロントはDRCのスプリングほど硬くはありません。
これなら、初期作動は良いままで、フロントの過度なノーズダイブは押さえれますし、リヤも荷物満載時に異常に沈みすぎて乗り難くなったりしにくいでしょう。

ということで、タンデム仕様のツーリングセローは・・・

・独自の納車整備
・キットパーツはちゃんと取り付け
・前後サススプリングをオリジナルに変更(ノーマルスプリングは部品でお渡し)

で、登録料や整備料やスプリング代は車両価格に込みです。
なので、乗り出し価格は、車両代(メーカー希望小売価格)+重量税+自賠責+ナンバー代となりますね。
県外登録の場合は、現地の行政書士に代行を依頼するので、別途が必要です。書類の送料など含めておおよそ6000円ほどかと思います。県外だからと言って、とんでもない登録料をいただいたりしません。

ほら、タンデムでツーリングセロー買いたくなったでしょう!?
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