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ちゃんと整備されたマシンはめっちゃ乗りやすいんだよ

整備であずかると「ようまぁ、こんなんで乗ってたなぁ・・・。こりゃぁ整備じゃなくて修理だぞ。」ってくらいのことが稀にあります。「なんか変なような気がするなぁ」って思いながらも乗っていたのか、なんとも感じていなかったのかは、まぁそれぞれなんですが。
なんか変なような気がするけど、変なのかどうか確信が無いし、買ったときからこんなんだったような気がするしって方もいらっしゃると思います。そんな時は、まず私に見せて相談してくださいよ。良い状態を知るってのは、めちゃ大切ですからね。

ここんとこ、続いてあったことなんで、書いておいちゃおうか。

他所で買われて当店に整備に持ち込まれる方も多くらっしゃるのですが、、ハンドルやレバーの角度や位置が「こんなん、乗れんやん」ってくらいおかしいってことがけっこう(っていうかほとんどそうかな)あります。メーカー出荷時のままでまったくさわってない場合や、ハンドガードなどを取りつけの際におかしな取り付け方してたりってことなんですがね。つい先日も、他所で買われたツーリングセローの方がいらっしゃった際に、「これはひどいでしょう」ってのがありました。ツーリングセローはメーカー出荷時でなく販売店でハンドガードなどの部品を取り付けるんですが、グリップやスロットルパイプは端を切り落としてあるし、変な角度で取り付けられてるしってなっていました。グリップなんて、絶対に端をくり抜かなきゃきれいに付かないに決まってるんですが、端を切り落とすなんて手抜きも良いところですよね。プロの仕事じゃあありません。でも実際、そういうお店は多いです。右に倒したらスロットルが戻らなくなるような取り付け方がしてあったことだって何度もありますからねぇ。
これ読んで「そうそう、俺のそうだったわ」って方、いっぱい居ますよね、うちでは(笑)。

私がこの業界に入った30年ほど前ってのは、販売店に配送されて来るときはトラックにたくさん積むためにハンドルは角度をずらしてあって、販売店ごとに正しい位置に組み付けるのが当たり前だったんですが、今は一応ほぼ標準位置に合わせてある状態で届くのでお店でまったくさわらずそのままお客様の手元へってのが普通になってるんですよねぇ。納車整備料とか組付け料とかを諸費用で取るんなら、レバーやハンドルの角度くらいそれぞれのお客様に合った状態に合わせておけばいいのにねぇ。
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