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クラッチ

DSCN2868_R.jpg見事に炭となってしまった、セロー250のクラッチ板です。

DSCN2869_R.jpgコルクベースのフリクションディスクは全滅しちゃってますね。

今回のこれは、免許取りたての超初心者さんが、友達たちにお山に連れていかれて、引っ掛かってもがきまくってなってしまったもよう。これはななりひどい事例ですけどね。
正直言って、こういうこと何度かあります。ほとんどが、初心者さんがノーマルに近い減速比でお山でわけもわからずもがくことによってクラッチが負けてしまうことで起こります。以前に一度だけ、すごく上手な方がすごいヒルクライムにトライしてやってしまったことがありますが、他はみんな初心者さんがなりますね。剥がれて炭になってしまうのは、決まって1KT品番のコルクベースのフリクションです。こうなるともうクラッチは全くつながりませんから、お山から自走で帰って来れません。少し上手になった方々や山用に減速比を大きくしているとこうなることはまず無いんですけれど、初心者さんがなるからこそ、何か解決策を考えなくちゃいけない。だって、それがきっかけでお山に行かなくなっちゃったらさみしいですもんねぇ。使い過ぎてつながりが甘くなったりすべったりすることはある程度しょうがないけれど、帰って来れなくなっちゃうのはいけませんからね。
で、フリクションディスクを違う材質のものに替えて試してみようとしているんです、今ね。私のトリッカーには、現在ペーパーベースのフリクションディスクを組んで乗ってみています。ずいぶん感じは変わるんですが、不具合はでていません。感じが変わると言っても、初心者さんにはきっと感じないと思いますけどね。純正でも何種類かあるし、社外品もあるんで、ひととおり試してみるだけでもかなりの期間がかかってしまうんですが、いろいろやってみるつもりです。
で、今回のこのセロー250の修理は、今私のトリッカーに付けているのと同じ仕様で組んでみることにしました。お客様にもお話してね。剥がれてしまうようなことは、きっと無くなると考えています。

うちでも何例か発生しているんですから、全国ではもっと発生しているはず。本来は、メーカーになんとかしてほしいところですが、当然のことながら反映されるには時間もかかるでしょうし、どれほどの数の同じような事例がヤマハの方に上がって行っているかもわかりませんしね。それを待っていてもしょうがないですから、いろいろ試してみようとしているわけです。今回のは、一応はヤマハに送っておくつもりですけどね。



他に検討中なのはフリクションディスク7枚仕様なんですが、これはかなり難しそうですねぇ。たくさんお金をかけて部品を組み合わせて加工して組めばできるんでしょうが、それではお客様にフィードバックできないので意味がありませんからね。現実的な金額で出来ないといけませんから。私のトリッカーにだけ組んで自己満足だけでは、なんにもなりませんからね。
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炭になっちゃう ってことは、プレートも真っ赤になるぐらい、熱くなるんだろうなあ。オイルの質や量の管理も、ちゃんとやらないと。
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愛知県高浜市のバイク屋タンデムです。

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